名古屋人のソウルフード「スガキヤ」は甘党の店だった? 名物のラーメンフォークなど人気店の歴史を調査

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スガキヤラーメン

名古屋人が全国に誇る名物といえばもちろん「名古屋めし」。味噌カツ、手羽先、きしめん、コメダ珈琲などたくさんの名古屋めしが名古屋人はもちろん全国の人たちをトリコにしています。

真の名古屋人であればぜひ知っておきたい名古屋めしの知識が、名古屋にはまだまだたくさんあります。

そこで今回は、名古屋人のソウルフードとしてお馴染み「スガキヤ」にフォーカスし、スガキヤの知られざる秘密をご紹介します!

【クイズ】スガキヤのラーメンフォークでラーメンを食べる人はいったい何人!?

もともとはラーメン店ではなかった!

甘党の店と呼ばれていたスガキヤ

スガキヤが誕生したのは1946年。名古屋・栄にて最初のお店を構えました。スガキヤが創業した頃は戦後間もない時期であり、名古屋の至る所が焼け野原だったとのこと。そんな中で食べ物に困った人々を助けようと開業したのが「スガキヤ」の始まりです。

創業当初はラーメンの提供はなく、ぜんざいやパン、焼き芋などを中心にした甘味処として営業開始。当時は「甘党の店」と呼ばれ、地元の人たちに親しまれていました。その後、お店の向かいにあった中華屋にヒントを得てラーメンを提供するようになったのだとか!

スーちゃん

今なおスガキヤの看板娘である「スーちゃん」は、創業以来の伝統を受け継いでいる証の一つ。手には「ラーメン」と「ソフトクリーム」を持っています。現在のスガキヤも、クリームぜんざいやソフトクリームなど甘味メニューがたくさんラインアップ。幅広い年代のお客さんに愛されています。

呼び出しベルを初めて導入したスガキヤ

呼び出しベル

実は、日本で初めて採用したものも数多くあるスガキヤ。今ではどこでもあたりまえに使われるようになった「呼び出しベル」を初めて導入したのもスガキヤなんです!

「できたてのラーメンをすぐにおいしく食べてほしい」との思いから、スガキヤでは1980年に呼び出しベルを採用。その後、その便利さが知られるようになり全国へと広まっていったそうです。

ラーメンフォークのスローガン「箸よ、さらば」

ラーメンフォーク

1978年に初導入された「ラーメンフォーク」。当時使われていた割り箸が大量に捨てられているのを見て「そうだ、お箸とレンゲを一つにしよう」と割り箸を使わずにラーメンが食べられるように導入されたのがラーメンフォークでした。レンゲとフォークが一体になったラーメンフォークはスガキヤではお馴染み!

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