全国で増加する「厄介者の放置竹林」 畜産飼料に生まれ変わり 乳量や肉量が増加したという声も
その笹サイレージを導入している地元の畜産農家に来ました。ここ数年、輸入飼料の価格が高騰。経営は苦しいと言います。
生産者 田中真志さん:
「採算が取れなくなるほどの高騰が続いており、非常に厳しい経営状況です」
笹サイレージは原料を無償で調達できるため、価格は一般的な輸入飼料のおよそ3分の1。年間300万円ほど飼料代を削減できました。そして牛乳にも変化が表れました。
生産者 田中由美子さん:
「年間を通じて安定した乳量が出るようになりました。牛の腸内環境が整い健康状態が向上したことで、乳量の増加につながっていると実感しています」
乳酸菌や繊維質などが腸内環境を整え、1頭あたりおよそ9%の乳量増加につながったと言います。
さらに肉牛では霜降り度が向上。枝肉の重量も平均より30キロ増えるなどの効果も報告されています。
その笹サイレージは堆肥としても使われています。こちらの農家では牛糞などの肥料から置き換えたところ、作物に変化が現れたと言います。
生産者 福山三義さん:
「ピーマンの果肉が厚くなり、収量は大体2割ぐらいアップしています」
県の研究機関によると、乳酸菌などが土壌を改善し、根の成長や養分の吸収を促すと言います。
【2027年に新工場】福岡県に一貫体制の拠点を整備 生産量3倍と全国展開を目指す
日本経済新聞社 西部支社 鈴木見優記者:
「2027年に福岡県内で原料加工から出荷までを一貫して手掛ける中核工場を稼働させる予定です。周辺地域に複数の工場を整備することも計画し、生産量3倍を目指します。佐賀牛やイチゴのあまおうなど、全国的に知名度の高い産品も多い九州を足がかりに、全国へ事業を拡大する可能性も秘めています」





















