「本当のお金持ち」の定義とは? 元ゴールドマン・サックス松井雅章氏が語る「稼ぐ力」の伸ばし方
稼いだお金を「別の資産」に変えて将来を支える
稼ぐ力を高めて得た収入は、そのままにしておくのではなく、株式投資や不動産投資など「お金以外の別の資産」に変えていくことが大切だと松井さんは話します。
資産に変えることで、その資産から新たなお金が生まれる循環が作られます。これが10年、20年後の自分を助け、将来の選択肢を広げることにつながります。
また、お金の使い方についても、「お腹が空いたから何でもいいから食べる」といった買い物はもったいないと指摘。一方で、海外旅行で新しい世界を見るような「自分の経験や将来の稼ぐ力をサポートする使い方は、投資と言える」と話しました。
世界的投資家のウォーレン・バフェット氏は、莫大な資産を持っていても普段からファーストフードを食べるといいます。無理に生活スタイルを変えず、自分に必要なものを選ぶ姿勢が大切であることがわかります。
※視聴はこちら【投資で結果を出す】プロが実践する「勝てる相場分析」の全手順/朝1時間で資産を伸ばすニュースの読み解き方と相場の罠攻略【あしたのマネー#57】
毎朝1時間で世界情勢をチェック 相場に「酔わない」ための心構え
動画の後半では、松井さんが毎朝行っている情報収集のルーティンについて話しました。
松井さんは毎朝約1時間をかけて、アメリカの株式市場(S&P500やナスダックの先物)、半導体関連の指数(SOX指数)、エヌビディアやマイクロソフトといった主要なAI関連株の動きを細かくチェックしています。さらに、原油価格や金(ゴールド)、アメリカの国債金利(10年・30年)、中央銀行の政策決定会合(FOMC)の動向など、膨大なデータを一通り確認します。
これらのデータを単体で見るのではなく、「世界のニュース」と「市場の値動き」を組み合わせて一つのストーリーとして読み解くことがポイントです。
例えば「イラン情勢の緊張で原油価格が上がっている」「トランプ大統領の発言で市場がどう反応したか」などを照らし合わせ、自分の予想と値動きにズレがあった場合は、その理由を探ります。
松井さんは「自分たち個人の力で世界市場を変えることはできないが、相場というジェットコースターに乗る時に『次はこうカーブが来るぞ』とあらかじめ知っておくことで、相場の乱高下に酔わずに快適に乗ることができる」と例え、日々の情報収集が投資の姿勢を保つために欠かせないと締めくくりました。














