【JR東海】利用者数好調の東海道新幹線が「夜行」や「個室」を続々投入する裏の事情とは? 専門家が解説

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今、東海道新幹線が新たなサービスを続々と打ち出しています。その裏側にある「事情」とは。

6月22日JR東海が発表したのは、”夜行”新幹線です。夏休みの1日だけの特別列車で、夜に東京駅を出発し、始発の新幹線よりも1時間以上早く関西圏に到着することができます。
さらに2026年10月からは、新幹線内に”個室”が誕生します。最大2名で利用でき、価格は東京ー名古屋間で1人あたり4万7060円。グリーン車の3倍以上です。JR東海はこうしたサービスの展開を、多様化する利用者のニーズに応えるためとしています。

一方で東海道新幹線の利用者数を見てみると好調に推移しています。
この状況でいったいなぜ次々と新サービスを打ち出す必要があるのか?専門家に直撃します。

新サービスを打ち出す思惑

梅原淳さん

ーー好調にも関わらず新たなサービスを続々と打ち出してきている、この思惑は何だと思いますか?

鉄道ジャーナリスト 梅原淳さん:
「東海道新幹線の経営は好調ですけれども、今後日本社会は人口が減っていくことが予想されます。さらに、債務の返済をめぐっては「金利のある世界」の中で、今後金利が上昇する可能性もある。そういった懸念もある中で、多様化するニーズにもどんどん応えていって、付加価値の高いサービスも提供できれば、と考えてるのでは」

「画一的」だけではなく「多様なニーズ」に応えるフェーズへ

梅原淳さん

--金利の上昇や人口減少でいままでのように収益を確保できない可能性がある、それを補てんするために、さまざまな形で収益を確保していかなければならない。そのための新サービスということでしょうか。

鉄道ジャーナリスト 梅原さん:
「東海道新幹線も日本の大動脈ですから、色々なニーズがあります。今まではその輸送力の増強を目指すところに最も力を注いできたと思う。そのために画一的なサービスだったところを、今どんどん投資をして、輸送力がついてきた。そこで今度は、輸送力を追い求めるだけでなく、色々な方々のニーズに応えられるようになったという面もある。個室や”夜行”新幹線、そのほかにも実は犬と一緒に旅行ができる、あるいは小さな子どもと一緒の専用の車両など、色々なものが打ち出されています」

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