その紫色の花、実は違法です 名古屋でアツミゲシ抜き取り密着 SNS経由の薬物購入に警鐘も

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きれいな紫色の花のなかには、栽培したり他人に渡したりすることが禁止されている違法な植物もあります。愛知県による違法植物の抜き取り作業にカメラが密着しました。

愛知県医薬安全課 矢野昌伸担当課長:
「これです。この辺に咲いているのがみんなそうです」

名古屋市内の空き地に咲いていたのは、紫色の花です。しかし、この植物は。

愛知県医薬安全課 矢野昌伸担当課長:
「麻薬(あへん)の原料になる。栽培すると違法になる植物」

生えていたのは「アツミゲシ」です。過去に渥美半島で多く発見されたことから「アツミゲシ」と呼ばれるようになりました。実から出る汁が、麻薬・あへんの原料となるため「あへん法」で栽培などが禁止されています。なぜこんなところに「アツミゲシ」が生えているのでしょうか。

愛知県医薬安全課 矢野昌伸担当課長:
「別の山の土を持ってきたときに種が紛れ込んでいたり、出来た実を鳥が食べてふんをして種から芽が出たり。こういった空き地とか駐車場とか、川の土手に生えてしまうことがある」

「ヒナゲシ」と違法な「アツミゲシ」を見分けるポイント

「アツミゲシ」のすぐそばには。

愛知県医薬安全課 矢野昌伸担当課長:
「ヒナゲシと呼ばれるもので園芸用に咲いている花なので、植えてもいいケシなんです」

ケシの中には、麻薬の原料にはならない「ヒナゲシ」もあります。「ヒナゲシ」と違法な「アツミゲシ」を見分けるポイントは。

愛知県医薬安全課 矢野昌伸担当課長:
「花はご覧の通り特徴的な紫色。葉が茎に巻きつくようについていて切れ込みがあまりなく、ギザギザした葉」

葉を比べると、「ヒナゲシ」は切れ込みが深く「アツミゲシ」は、切れ込みが浅いのが分かります。「アツミゲシ」を抜き取ると、ごみ袋9枚がいっぱいに。国は「アツミゲシ」が花を咲かせることが多いこの時期を「不正大麻・けし撲滅運動」の期間として、注意喚起を行っています。

特に注意を訴えているのは、若者による薬物使用です。

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