愛知の甘いイチゴ「愛きらり」認知拡大へ 「紅ほっぺ」と比較すると1株にとれる収穫量は約1.8倍

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1月から春咲きにかけて旬を迎えるイチゴ。愛知県は、全国4位の収穫量を誇ります。そんな中、県が新品種を開発しました。どんな特長をもつイチゴなのか取材しました。

愛きらり

名古屋市内のスーパーを訪ねると、店内にはイチゴがずらり。「紅ほっぺ」や「章姫(あきひめ)」など、馴染みのあるイチゴの中に並んでいたのは「愛きらり」。愛知県とJAあいち経済連が約5年かけて開発した、新品種です。

「愛きらり」が生まれた長久手市の「愛知県農業総合試験場」では今でも研究が続けられています。

光沢が特徴

実を見てみると、光沢が。この見た目が名前の由来となりました。気になるその味わいは……。

山本さん(愛知県農業総合試験場):
「糖度がほかの品種よりも高くてですね、酸味も少なめで食べやすい品種になっておりまして。今、愛知県が一推しで作っているイチゴになります」

どれくらい甘いイチゴなのか、糖度を測ってみると……。一般的には糖度計で10以上の数字が出れば「甘い」と言われるライン。数値は、それを超える「12」!

さらにこの品種は、大粒の実と、形のそろっているイチゴでもあります。実がそろうことで、パック詰めの作業の効率化が期待できます。

切れ目ない収穫が可能

愛知県は全国4位

愛知県はイチゴの収穫量で全国4位を誇る、全国有数のイチゴの産地です。しかし、全国1位の栃木県や2位の福岡県の収穫量には、大きく引き離されています。

この状況を変えようと、独自ブランドの開発に乗り出しました。品種改良の結果、新たに生まれた特徴とは……。

山本さん(愛知県農業総合試験場):
「愛きらりの特長として、『連続出蕾性(れんぞくしゅつらいせい)』という特性を持っております。連続出蕾性があると、最初の花房(かぼう)の果実を獲り切った後に、すぐ次の花房の果実を獲っていけるので、切れ目なく収穫ができるのが特徴です」

連続出蕾性が特徴

しかし「愛きらり」は、切れ目なく収穫することができるので、2月でも安定した出荷が期待できるということです。さらに、一株から多くの実を収穫することもできます。

愛知県で多く生産されている「紅ほっぺ」と比べると、一株あたりに獲れる収穫量は、約1.8倍です。

山本さん(愛知県農業総合試験場):
「収穫量があって、消費者の方々にも喜ばれるような品種になっておりますので、(農家の方に)作っていただけると嬉しいと思います」

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