カスハラで狙われる公務員 愛知県美浜町で半年間で800件の「カスハラ」 男性謝罪で町は提訴見送りも
今、公務員へのカスハラが社会問題化しています。自治労連が実施したアンケートでは、職場で一度でもカスハラを受けたことがあると答えたのは、47.6%で、ほぼ半数でした。なぜ、公務員へのカスハラ行為が増えているのでしょうか?
日本ハラスメント協会 村嵜要代表理事:
「公務員の職場は公共サービスの職場が多いと思いますので、住民の方々の税金で成り立っているというのがあるので、強気には心理的に出ずらいですね、公務員の方っていうのは。可能な限り利用者を怒らせないようにちょっと言われたくらいでは我慢したほうがましなんじゃないかなとかですね、カスハラする人に『成功体験』を与えてしまうというか、これくらい強く言っても前に対応してくれた職員さんはちゃんと対応してくれたよ、とか。それなのにあなたはできないのとか、さらにカスハラを加速させてしまうような動きですね。これからしっかり対策強化に向けていくしかないのかというふうに思いますね」
400万円の損害賠償を求めて提訴する議案を臨時議会に提出
美浜町は、「カスハラ行為」を繰り返した男性に対し、400万円の損害賠償を求めて提訴する議案を臨時議会に提出。全会一致で可決しました。
議案の可決を受けて男性に送付した書類です。「カスハラ行為」に関しては、『職員に対して不適切であり、業務執行に際して著しい支障をきたしている』そして、『行為が収まらなければ、今後、改めて通知することなく訴訟手続きを進めることとする』と書かれています。
この数日後、男性が直接謝罪に訪れたといいます。
美浜町 宮原佳伸総務部長:
「これまでの自分の発言、言動は職員には大変申し訳なかった。深く反省しています。二度としませんという内容」
本人の謝罪もあり、美浜町は男性への提訴を見送っていますが。
美浜町 宮原佳伸総務部長:
「再度あるようであれば即座に行動に出ますということを再度その場で伝えた。手を下ろしたということはない」













