朝食は“100円” 大学生を「食」で応援 30分で売り切れ 食習慣の改善や物価高に対する経済支援

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新たな生活をスタートさせた大学生たちを支援する取り組みが始まりました。午前8時半過ぎ、中部大学の学生食堂にできた学生たちの長い列。そのお目当ては…朝食です。

学生:
「いつも朝食べいないけど、絶対食べようと思って、朝早くきた」

中部大学ではこれまで学生食堂で朝食は販売していませんでしたが、新学期を迎えた学生たちの食習慣の改善や物価高に対する経済支援を目的に、4月8日、朝食の販売を始めました。

注目すべきはその値段です。

岡田アナウンサー:
「普段この食堂で100円で食べられるのは、お味噌汁やトッピング類。でも朝だと、100円で定食を選んで食べることができます」

メニューはカレーセットとパンのセットの2種類。用意されるのは合わせて毎日100食です。毎朝食べても飽きないように、カレーセットの場合はトッピングが、パンの場合はソーセージパンや食パンなど種類が日替わりです。

初日は8時30分に売り出されると、10分ほどでカレーセットもパンセットも売り切れに。

学生:
「8時40分くらいに来た。来た時に売り切れで。またリベンジしたい」
「すごくお得だと思う。朝食を作る時間も解消される。朝早く来られる。起きるモチベーションにつながる」

100円朝食は、5月3日までの予定ですが、大学側は学生たちの意見を聞きながら、今後も続けるか検討するということです。

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