藤井八冠がまた快挙! 浅田真央さんらに続き4人目の愛知県県民栄誉賞で「今年は充実の1年」
前人未踏の八大タイトル制覇を成し遂げた将棋の藤井聡太八冠。「世代を超えて広く県民に夢や希望を与えた」として愛知県は11月30日、藤井八冠に県民栄誉賞を贈りました。式典では愛知県の大村知事が藤井八冠に表彰状と記念品を贈呈しました。
記念品は愛知県の伝統工芸品である「すずり」と「すずり箱」です。色紙などに揮毫する機会が多くなることから、この品が選ばれました。
これまでに県民栄誉賞を受賞したのは、浅田真央さん、故・星野仙一さん、吉田沙保里さんの3人。そうそうたる顔ぶれの中に、21歳の若さで藤井八冠が加わります。
藤井聡太八冠:
「過去に愛知県民栄誉賞を授賞された方も本当に素晴らしい方ばかりですので、今回の受賞も光栄に思っています」
――この1年を一文字で表現するとしたら?
藤井聡太八冠:
「一文字ですか…そうですね…なかなか一文字二文字でというのはすぐには浮かばないんですけど、八冠に際していろいろと反響いただいた。言葉にすると『充実』というのが近いかなと思います」
――地元愛知でかなえたい夢は?
藤井聡太八冠:
「愛知県、東海地方出身の棋士も増えているし、良い話題が増えているのかなというふうに思っています。これを機にさらに地域の方に将棋を楽しんでいただける機会を増やして行きたいという気持ちを持っています」