SKE48・鎌田菜月さん「将棋界の棋士それぞれのドラマに感銘を受けた」藤井七冠への思いも熱弁【前編】

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SKE48・鎌田菜月さん

愛知県を中心に活動するアイドルグループ・SKE48の中心メンバーである鎌田菜月さん。筋金入りの将棋好きとして、将棋界からも一目置かれる存在だ。2023年5月には、藤井聡太棋王の就位式に駆け付けてお祝いのスピーチも披露している。

そんな将棋通の鎌田さんに、将棋を好きになったきっかけ、現在行われている王位戦や今後のタイトル戦、注目の棋士について語ってもらった。

【動画】鎌田菜月が将棋界のレジェンド羽生善治先生について熱く語る【よっしゃ観る将!#2】

――2015年くらいから将棋を始めたと聞いたのですが、将棋好きになるきっかけは何でしたか。

鎌田さん:
小さな頃から漫画を読むのが好きでした。2015年頃に、ファンの方がおすすめしてくれた漫画の中に将棋をテーマにした漫画「3月のライオン」があったんです。その漫画を機に、将棋に興味を持ち始めました。その後、インターネット上で将棋の棋士の強烈なエピソードを同時期に読んで、「おもしろい人たちがいるなぁ」と思ったんです。しかも、なぜこの人たちは、こんなにも将棋という「ボードゲーム」に人生をかけているのだろうかと。

鎌田さん:
「3月のライオン」の中で、主人公やそれぞれのキャラクターがもがき苦しみながら、将棋に対して真摯に向き合う姿を見て、こんなにも一生懸命になれるのだと思い、次第に「将棋好き」になっていきました。

藤井七冠の成長を感じたと話す

――加藤一二三さんも、将棋を好きになる理由の1つなんですね。

鎌田さん:
私が好きになり始めた当時は、「生きる伝説」として現役の棋士で活躍していました。特におもしろかったのが、対局中に食べる板チョコの量。長丁場の将棋は、とにかく体力を消耗するので、とんでもない数の板チョコを食べるんですよね(笑)。そんな加藤さんの姿を皮切りに、さまざまな棋士の“個性”を知って、将棋好きが過熱していきました!

――鎌田さんと同郷である藤井聡太七冠も最近、目覚ましい活躍をされています。棋王の就位式に鎌田さんもゲストとして参加されていましたが、藤井先生の印象はいかがですか。

鎌田さん:
プロ棋士としてデビューした14歳の頃に比べると「大人になったなぁ」と感じます(笑)。藤井先生のインタビューや記者会見を見ていると、少し考えてから話を始めますよね。藤井先生の師匠である杉本昌隆先生のエピソードにもあるように、藤井先生の特徴として「長考」がよく話題にあがります。そんな藤井先生が、就位式というたくさんの人がいる前で堂々と話す様子を見て、とても感慨深いものがありました。

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