体感温度を下げる「人間冷蔵庫」の実力 建設現場の酷暑対策で鴻池組 夏の時期だけ週休3日制

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現場作業員の汗も止まらない。そんな暑さの中、八事霊園の建設工事現場では、毎日約100人が作業にあたっています。

石井アナウンサー:
「名古屋市天白区の工事現場です。きょうもすごい日差しが強く、本当に暑くなっています。手元の温度計では今38℃になりました。本当に暑いです。この中で、現場では職人の皆さんが重たい装備をして作業にあたっています。本当に暑そうです」

作業員はけが防止のため、長袖・長ズボンで作業にあたるので、より暑さを感じるといいます。

現場作業員:
「もうサウナに入っているくらいな体感です。体的には本当にしんどいですね」

工事を実施している鴻池組では、ウォータークーラーや製氷機を導入しているほか、アイスを無料で配るなどの対策をしています。さらにことし導入されたのが。「ど冷えもん」と書かれた四角い箱。作業員がおもむろに入っていきます。数分後。

利用した現場作業員:
「気持ちいいですね。現場で体温が上がっていて、汗もかいているので、体が一気に冷えていいのかなと思います」

この装置の中には、約5℃の冷風が出ていて、室内は約15℃に保たれます。人が、冷たい空間で人の熱を一気に冷やす、いわば「人間冷蔵庫」です。

30分以上、外で取材していた私の表面温度は、サーモグラフィカメラで見ると、39℃を超えています。

石井アナウンサー:
「中に入ると、首の後ろと上から風が来て冷える」

出てきた私の表面温度をもう一度サーモグラフィカメラで見ると、34.3℃。5℃以上、下がっています。どうしてこのような装置を導入したのでしょうか。

鴻池組八事斎場再整備事業 出井順二副所長:
「企業としてハード面を整えることで、何か設備を設けようかなと。熱中症は死に直結する時もあるので、熱中症へのリスクを低減することは毎年課題にはなっている」

鴻池組では2026年初めて、勤務体系を見直し、夏の時期だけ週休3日制を導入しています。

鴻池組八事斎場再整備事業 出井順二副所長:
「工程の遅延のリスクも当然あるが、生産性も酷暑の中だと下がるので、それを比較したときにリスクの低減を優先した」

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