「梅雨前でも車内に子どもを放置しない」 車内の湿度が上がると熱中症のリスクが上昇 実験で明らかに

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気温はそれほど高くなくても湿度が高い場合、警戒が必要なのが熱中症です。暑さ指数は、気温や湿度、照り返しの影響などをもとに熱中症への警戒の程度を数値化しています。

例えば気温30度の場合、湿度40%までは指数24で注意レベルですが、60%までは警戒、80%までは厳重警戒、100%までは危険と、レベルが上がります。湿度が高いと、汗が蒸発しにくくなり、体温が下がりにくくなるため熱中症への注意が必要なんです。

そして、この暑さ指数が急激に上がりやすい場所があります。車の中です。湿度の違いによって車内の暑さ指数はどのように変化するのか。JAFの協力で実験を行いました。

気象予報士 上野高明:
「手元の温度計は33度を超えまして、湿度は35%。カラッとした暑さとなっています」

温度計と暑さ指数を測る機械をエアコンをつけた車内に取り付けてみると、温度24度、湿度38%、暑さ指数は15でした。エアコンとエンジンを止めると、10分後、温度は28.5度、暑さ指数は22に上がりました。さらに30分後には温度は36度、暑さ指数は27に。熱中症の警戒レベルです。

気象予報士 上野高明:
「あ! 暑いですね。エアコンが効いた快適な環境とはがらっと変わって、むわっとした暑さとなっています。夏の蒸し暑さを再現するために、霧吹きで湿度を実験的に上げてみたいと思います」

続いて、車内の湿度を上げた場合、暑さ指数はどう変化するのか実験開始です。湿度を38%から47%に約10%上げ、同じようにエアコンとエンジンを止めます。すると10分後、温度は29.3度に。暑さ指数は25とすでに熱中症の警戒レベルです。そして30分後には、室内温度は36.8度、暑さ指数は31まで上がり、熱中症の危険レベルに。湿度38%の時に比べ、上昇幅が大きい結果になりました。

JAF認定セーフティーアドバイザー 山崎剛司さん:
「例えばスーパーとかコンビニに立ち寄った時の30分というのは、すぐ一瞬で終わってしまうような時間になりますので、小さいお子さんとか、高齢者の方をそのまま室内に残ったままで、エンジン切って用事を済ませてしまうという行動になりがちなんですけども、いざ戻って来ますと大変な結果になりかねないという数値になってきていると感じました」

エンジンやエアコンをつけっぱなしにしても、何らかの要因で故障するということもありますから、車内には誰も残さないということが大切です。

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