キックバックの意識はない 政治資金の裏金疑惑で鈴木淳司議員が大臣を辞任

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自民党安倍派の裏金疑惑。鈴木淳司総務大臣は14日キックバックについて「ほんのわずかあるようだがキックバックという意識はなかった」と話しました。

安倍派で愛知7区選出の鈴木大臣は14日午前、派閥の政治資金パーティーでの裏金疑惑を受け辞表を提出しました。就任わずか3カ月で事実上の更迭となります。その後の会見で自身にもキックバックがあったか聞かれると「意識でもらっているわけではない」と話します。

安倍派 鈴木淳司議員:
「秘書と話をするそういった面ではほんのわずかあるようだが、私としてはキックバックという意識でもらっているわけではないし、実際手にもしていない」

辞職の理由については「安倍派全体が非難を受ける中で職務を続けることは行政の遅滞を招く」と話しました。派閥の政治資金パーティーを巡ってはパーティー券の販売ノルマを超えた金額を議員にキックバックしていたのものの、収支報告書に記載していなかったとみられています。

また、この問題をめぐっては13日安倍派で比例東海ブロック選出の池田佳隆議員の事務所が、派閥からの収入約3200万円を記載していなかったことを認め、2020年から2022年までの3年間の収支報告書を訂正しました。池田議員自身は疑惑が発覚後、国会に姿を見せておらず雲隠れ状態。地元の県連幹部に話を聞きました。

自民党 丹羽秀樹県連会長:
「本人がしっかりと説明責任を果たすことが議員として大事なこと」

愛知3区の候補者を変更することについては「現時点での捜査の段階ではまだそこまで司法の結果を待ってから」と話しました。

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