東海地方のレジャー施設「集客数ランキング」 1位はナガシマリゾート 連休中の台風で屋内型が集客伸ばす

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「東海地方2023年夏期の集客施設ランキング」が21日に発表されました。今回の調査を行った、三菱UFJリサーチアンドコンサルティングの加藤千晶さんに話を聞きます。

集客施設ランキング1位は「ナガシマリゾート」です。17年連続の1位となります。2位は「刈谷ハイウェイオアシス」。大観覧車や温浴施設、豪華なトイレが話題の施設です。

ランキングで特に変化があったのは「岡崎公園」です。2022年の71位から17位にジャンプアップ。大河ドラマの放送が大きく影響することとなりました。また「愛・地球博記念公園」はジブリパークが開業したことで、2022年の18位から8位に大きくランクアップしました。

連休中に台風直撃 屋外型施設は伸び悩む

屋外の施設

――ランキングの結果ですが、2023年と2022年に大きな違いはありましたか。

2023年はコロナが5類に移行してから初めての夏休みです。集客に対する期待がかなり高くなっていました。連日の猛暑やお盆期間中に台風が直撃したので、屋内型の施設が集客を伸ばした一方、屋外型施設は少し伸び悩んだのではないかと思います。

――ほかに特筆すべき点はありましたか。

コロナ禍でイベントや大規模な催事が制限されていました。コンサートや展示会などの開催が集客を後押しした結果が出ています。

――イベントをする場所は数字に直結したのですね。

イベントの再開や回数の増加、規模拡大が後押ししたのではないかと思います。

外国人観光客

――外国人観光客を受け入れるかどうかも大きな線引きだったと思います。今回の集客施設ランキングに反映されていますか。

2022年の10月以降、外国人観光客の入国の制限も緩和されました。愛知県内の施設にも外国人の旅行者が戻ってきているという結果も出ています。例えば名古屋城や犬山城等のお城や日本の文化を見に訪れる人も回復してきています。

――自動車に関連した施設も外国人には人気ですか。

愛知県ならではのトヨタ自動車関連の博物館や会館に行かれる方もいます。おそらくビジネスで日本を訪れた外国人が、その前後に立ち寄ることもあると思います。

――純粋に観光だけではなく、ビジネスの側面もあるのですね。

ビジネスで日本に来られて、ワーケーションみたいな形で行かれる方もいると思います。

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