「フードバンク危機」コロナ禍や物価高の影響で食料の支援を求める人が増加 しかし「物資」が足りない

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生活困窮者などへの食糧支援に取り組むフードバンク。コロナ禍や物価高の影響で食料の支援を求める人が増える一方、集まる食品の量は減少しています。

名古屋市内にあるフードバンク「セカンドハーベスト」です。22日、この団体に「連合愛知」からおよそ3800キログラムの食料品が贈られました。寄贈されたのは、メーデーなどで組合員から持ちよられた食料品や連合愛知が運営する農園で収穫された米や野菜です。

このフードバンクによりますと2022年の個人への直接支援は、6863世帯でコロナ前の2019年に比べおよそ1700世帯増えています。さらに、2023年は3月から5月に寄せられる食品の量が2022年に比べ、3割も減少しているそうです。

セカンドハーベスト前川行弘理事長「(営業で訪問した)各社が食品ロスにものすごく注力していた。そういう状況の中で2023年は、またさらに減ってきている。賞味期限の残っているものであればフードバンクに寄付することを皆さんが考えていただければ生活に困った人が助かる」

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