10都府県知事は“連携”を強調 リニア建設促進期成同盟会で川勝静岡県知事は何を語った?

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リニア中央新幹線の沿線の自治体で作る建設促進期成同盟会の総会が31日、東京で開かれました。

静岡県の川勝平太知事など、参加者は一日でも早い全線開業に向けてともに活動を行っていくことを確認しました。

都内のホテルに集まったのは、愛知県の大村秀章知事や静岡県の川勝平太知事ら「リニア中央新幹線建設促進期成同盟会」のメンバーです。31日は期成同盟会の総会が開かれ、沿線の自治体やJR東海の関係者らおよそ260人が参加しました。

この期成同盟会は、リニアの早期建設に向け、広報や国への要望活動などを行う組織で、2022年、新たに加入した静岡県を含めた沿線の10都府県で構成されています。

ただ、静岡県はリニア工事をめぐって大井川の水量減少を懸念し、静岡工区での着工を認めていません。

31日の総会では各知事から10都府県の連携を強調するような発言も…

「早期全線整備を目指し、会員都府県が一致した思い。揺るぎない思いがある。」(愛知県 大村秀章知事)

「県知事全員が同じ気持ちを持って、1日も早く走らせなければいけない。」(三重県 一見勝之知事)

一方、川勝知事はあくまでリニア事業には一貫して賛成していると強調したうえで、大井川の水資源問題の解決を踏まえたリニアの早期建設を訴えました。

「トンネルを掘りますと2つの問題が出てきます。1つは水です。1つは掘削土です。これを合理的に解決すれば、なんの支障もない。」(静岡県 川勝平太知事)

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