【ノーベル賞ウィーク】そもそも「どうやって選ばれるのか」 年に3人かつ存命の方しか受賞ができない事情
ノーベル賞とは、いったい何なのか?どうやって選ばれるのか?解説をしていきます。
まず、ノーベルとは人の名前です。「アルフレッド・ノーベル」スウェーデンの発明家で、ダイナマイトを発明して、巨額の冨を得ました。「自分の冨は、人類に最大の貢献をした人に配分されないといけない…」ノーベルが遺言で記していたことから、ノーベルの死後、ノーベル賞が設立されました。
どのように選考されているのか…。ノーベル賞に詳しい、科学技術・学術政策研究所の赤池伸一さんに話を聞きました。
科学技術・学術政策研究所 赤池伸一さん:
「世界中の大学・研究機関、過去のノーベル賞受賞者に数千通の推薦状依頼を出す。帰ってきたものの中から、ノーベル賞選考委員5人+専門外の方が加わった委員会で絞り込んでいって、最後は3人が選ばれるという仕組み」「候補者が誰であったか、どういう中身の議論が行われたかは50年間秘密」
さらにもう1つ気になることも…。研究成果が出てから、受賞までに時間がかかることです。2025年、ノーベル生理学・医学賞を受賞した、大阪大学の坂口志文特任教授が受賞テーマとなった「制御性T細胞」を発見したのは、1995年です。つまり受賞テーマの発見から受賞まで「30年」もかかっています。
科学技術・学術政策研究所赤池伸一さん:
「ノーベル賞は波及効果もあって、選考を慎重に見極めることがある。あと大前提として、年に3人かつ存命の方しか受賞ができないとなっているので、端的にいうと、ウェイティングリストが非常に長くなって、結果として受賞年齢が高くなっている」











