【ノーベル生理学・医学賞受賞ならず…】名城大の森和俊教授の研究テーマを改めて解説
ノーベル賞が2026年10月5日から12日にかけて順次発表されます。2年連続の日本人受賞に期待がかかるのが、「生理学・医学賞」です。2026年4月から名城大学に在籍している森和俊教授が、受賞に近いと言われています。森教授は、タンパク質の品質を管理する仕組みを解明して、世界から評価されています。
どんな仕組みを解明したのか簡単に解説していきます。人間の体は、皮膚、髪の毛、心臓から脳にいたるまで…すべて、タンパク質で出来ています。タンパク質は、生命維持に欠かせない非常に重要な物質です。
このタンパク質は、工場のような小胞体と呼ばれる細胞小機関で作られますが、どうしても、不良品のタンパク質もできてしまいます。不良品のタンパク質が溜まってしまうとがんや糖尿病、アルツハイマー病といった病に関わってきます。
ただ、体内にはその不良品を検知し、その後、分解、除去する仕組みというのが備わっているんです。その仕組み、「小胞体ストレス応答」を解明したのが森教授なんです。このシステムは、がんや糖尿病など多くの病気の新薬開発の新しい手がかりにもなっています。











