職人の技が光る伝統工芸 江戸時代から続く「岐阜和傘」の美しき製作舞台裏にカメラが迫る
岐阜県で江戸時代から受け継がれているのが「岐阜和傘」です。竹や和紙が、職人の手によって美しい傘へと姿を変えていく様子をカメラがとらえました。
男性:
「今日は札幌から来ました。思ったより精密に作られていて、びっくりと感動ですね」
女性:
「日常的に使用するんだったらすごくおしゃれだなと思いました」
ミリ単位で調整しながら和紙を貼り付けた後、内側に美しい糸を編み込む糸かがりを施し、最後に傘を畳んで輪を通して仕上げます。
完成した和傘は思わず見とれてしまうほどの美しさ。
蛇の目傘(三日月 青×切継)は7万7千円で販売されています。
「差した人だけの特権」和傘職人・河合幹子さんが語る魅力と技術継承への思い
傘日和 和傘職人 河合幹子さん:
「外側からは骨と和紙のシンプルな姿が見えますが、内側からは和紙の質感や骨組みが交差する直線美、鮮やかな糸かがりの格子模様が広がります。傘を差した人だけに広がる華やかな視界こそが和傘の醍醐味です。購入されたお客様から『出かけるたびに愛用しています』とお聞きすることが何よりの喜びです。今後は若い職人を育成し、伝統技術を後世へしっかりと継承していきたいと考えています」
下描きなしで寸分の狂いもなく和紙と骨を合わせる作業は、まさに熟練の職人技です。伝統の美意識と実用性を兼ね備えた岐阜和傘は、訪れた観光客を魅了しています。



















