バウムクーヘンはAIにお任せ カメラが職人のように見つめて焼き上がり判断 作ったのはユーハイム
ユウヒテラス 冨田大輔店長:
「お菓子作りを全くやったことがなくて、シンプルに養鶏業をやっていただけです。バウムクーヘン作りは本当に全く未経験でした」
冨田さんは卵農家の4代目。1日に約1万個の卵を生産しますが、そのうち3%が売り物にならない規格外の卵になってしまいます。その活用策を考えていた時、THEOの存在を知りました。新鮮な卵の風味と素材を活かした味は、地元でも支持を集めています。
ユウヒテラス 冨田店長:
「バウムクーヘンは卵のクオリティがそのまま味のクオリティになる。そこに勝ち目があるかなと思いました」
ロイヤリティ制で広がる市場と職人との共存
ユーハイムは全国20箇所以上にTHEOを貸し出しています。2026年度中には70台の導入が目標です。THEOの本体貸し出し料金は無料のため、導入しやすいのが特徴です。
ユーハイムはバウムクーヘン1本を製造するごとに3,060円からのロイヤリティを受け取る仕組み。一方、貸し出し先の店舗の収入は1本あたり6,000円から1万円程度となります。
ユーハイム BX事業開発室 岩本遼主任:
「バウムクーヘンを扱ったことがないお客様に対して、生地の作り方や販売方法などのアドバイスも行っています」
ユーハイムは、地方の菓子店の商品開発やPR戦略をサポート。また、2016年から全国の人気バウムクーヘンが集まるイベントを主催するなど、市場の拡大に力を入れています。
日本経済新聞社 神戸支社 大沢友菜記者:
「レシピを作った職人に還元されるような仕組みを、ユーハイムは検討しているようです。職人が自分の技術を込めて物を作る、それをAIができるようになる。一緒に技術を高め合える間柄になれるのではないでしょうか」
















