「海がどのように変化しているのかを知ることができる」甲羅に送信機を取り付けたアカウミガメ28頭を放流

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地球規模のアカウミガメの生態調査が始まるのを前に、名古屋港水族館で21日、カメの甲羅に送信機が取り付けられました。この調査は気候変動がアカウミガメの生態に与える影響を調べるため、名古屋港水族館やアメリカのスタンフォード大学などでつくるプロジェクトチームが2023年から始めた取り組みです。

スタンフォード大学 ダイナ・ブリスコー博士:
「アカウミガメは海の生き物の中でも特に長い距離を移動するので、追跡すれば海がどのように変化しているのかを知ることができる」

これまでの研究で北太平洋に生息しているアカウミガメのほとんどが日本の静岡から鹿児島にかけての太平洋岸にたどり着き、そこで産卵することがわかっています。今年の調査では、甲羅に送信機を取り付けたアカウミガメ28頭を北太平洋にあるハワイ島の東の沖合付近で放流する計画です。

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