5キロ2000円台の備蓄米販売始まるも、新米が出回るまでは従来のコメの価格下落は期待できないか
大手スーパーなどで備蓄米の販売が始まり、ますます気になる「コメ」の価格。名古屋市中区大須の万松寺通にある「生鮮食品館 サノヤ」の山本さんに話を伺いました。
一部のコメの価格 5キログラム
店頭価格5702円(仕入れ価格 前週比±0円)
――5キログラム 6000 円近くまで値上がりしていました。今週はすでに放出された備蓄が 2000 円台で並んでいるお店もありますが、サノヤではいかがですか。
サノヤ 山本祐司さん:
「備蓄前が出ていますが、当店では今までの取引先さまからコメを仕入れているので、そんなに価格が変わっていない状況です」
――この先はさらに 2000 円を切るような備蓄米も出てきそうですね。今後の見通しはいかがでしょうか。
「現状、当店で販売することは考えておりません。今まで通り、お客さまのニーズに沿って、コメが提供できるような準備を整えていければと考えています」
向こう3カ月は現状価格が続く可能性
――銘柄米も安い備蓄前が出回っていけば安くなるのではないかと、期待したいところですが、その辺りはどうでしょうか。
サノヤ 山本祐司さん:
「備蓄米を買われる方が増えるかもしれませんが、これまでコメがなくて価格が高騰していたところに歯止めがかかる可能性はあるかな、と。新米が出始めるまでは、まだ今この価格が続くのではないかと考えています。向こう3カ月くらいは現状の価格で推移していくのではないでしょうか」
(2025年6月4日放送「5時スタ」より)