「目標設定間違っているわけでない」アジア・アジアパラ競技大会ボランティア無断登録問題で名古屋市長見解

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アジア・アジアパラ競技大会のボランティアをめぐり、名古屋市議が応募目標を達成するために、無断で他人の個人情報を登録していた問題で、名古屋市の広沢市長は目標設定自体には問題はなかったという見方を示しました。

上園晋介 名古屋市議会副議長

名古屋市議会の上園晋介副議長は5月25日、2026年開催のアジア・アジアパラ競技大会のボランティア募集をめぐり、これまでに名刺交換をした26人の氏名や電話番号を無断で使用し、応募していたことを明らかにしました。

上園副議長によりますと、自身が所属する名古屋民主市議団では、1人あたり30人の応募を集めるという目標があり、上園副議長は「支援者に断られ、焦りから個人情報を無断使用してしまった」と話しています。

大会の組織委員会の会長代行も務める名古屋市の広沢市長は…

名古屋市 広沢一郎市長:
「よろしくはない。あってはならないこと」

一方で、目標の設定自体には問題がなかったとの見方を示しました。

名古屋市 広沢一郎市長:
「結果としてこうなったことについては、プレッシャーになり、行為に及ばざるを得ないことになったのは、どうだったのかとは思うが、多くのボランティアの募集につながったと思っている。これだけのビッグイベントなので、目標設定自体が間違っているわけではない」

名古屋市は今、ボランティアに応募した人に、随時、登録完了のメールを送っています。応募に心当たりがないと問い合わせがあった場合、名古屋市では応募の取りまとめを行った議員や団体を通じて、参加の意思の有無を確認するとしています。

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