卵の価格がじわりと上昇中 1パックMサイズが再び300円越え 大阪・関西万博での需要アップが影響

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名古屋市中区・大須にある生鮮食品館「サノヤ」の担当者に、卵と肉の価格について話を聞きました。卵が1パック300円台になりました。

●卵 M1パック
店頭価格312円(仕入れ価格 先々週比+13円)

――ついに300円台になってしまいましたね。

サノヤ 百武勇希さん:
「卵を産む鶏が少ない状況が続いています。また大阪・関西万博の影響で需要が上がっていて、ほかの地域の卵も大阪に出回っています。そのため東海地方の卵の量が減り、仕入れ価格が上がりました」

――今後の価格についてはいかがでしょうか。

「普段ならゴールデンウイークが明けると需要が落ち着き、価格も下がる傾向にあります。しかし2025年は万博の需要がこのまま続くと思うので、それ以上の飼育数の回復がない限りは価格が下がることはないと思います。

また、鶏も夏バテで卵を産まなくなってしまうので、涼しくなる秋冬までは現状の価格になるかもしれません」

鶏モモ

●鶏モモ 100グラム
店頭価格106円(仕入れ価格 前週比+2円)

――鶏肉も値上がりしているそうですね。

サノヤ 百武さん:
「鶏肉もゴールデンウイークの需要が上がったことで、餌代や輸送費、人件費などコスト面での影響が大きいようです」

(2025年5月7日放送「5時スタ」より)

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