「ばかなことをした」借金返済のために名古屋市職員共済組合の職員が約520万円を不正に引き出し

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テレビ愛知

名古屋市職員共済組合の職員が自身の借金返済などのため、組合の口座から約520万円を不正に引き出していたことが分かりました。

名古屋市職員共済組合によりますと、組合の男性職員(64)は2024年8月から2025年4月にかけて、31回に渡って自身が管理していた名古屋港管理組合の口座から現金を引き出していました。不正に引き出された現金は、合計で519万6000円で、このうち55万5000円は、男性職員が返済目的で口座に戻していました。

男性職員は発覚を恐れ、帳簿を改ざんをしていました。4月11日に男性職員からの申し出があり、不正の引き出しが発覚しました。組合の聞き取りに対し男性職員は「ばかなことをした」などと話していて、全額を返済する意思をを示しているということです。

名古屋市職員共済組合は男性職員の処分や刑事処分を検討するとともに、帳簿の確認体制を見直すなどの再発防止策を講じるとしています。

名古屋市職員共済組合は名古屋市、名古屋港管理組合、名古屋競輪組合の職員など約3万人の組合員で構成され、組合員の健康保険や年金業務などを行っています。

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