「課金に必要なデータが破損」ETC障害の原因 NEXCO中日本が会見で明らかに マニュアル整備目指す

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東名高速道路などで起きたETCのシステム障害について、NEXCO中日本の縄田正社長は4月9日、問題発生後、初めて会見して謝罪しました。会見では、障害の原因について改修を進めているETCシステム内で課金に必要なデータが破損していたことで起きたと明かしました。

ETCのシステム障害(2025年4月6日名古屋IC)

NEXCO中日本 縄田正社長:
「誠に申し訳ございませんでした」

4月6日未明、NEXCO中日本管内の高速道路でETCのシステム障害がおき、愛知県を含む1都7県、106カ所の料金所で、ETC専用レーンの発進制御バーが開かなくなりました。システムは約38時間後に応急復旧し、ETCは利用できますが、いまだ正常な状態には戻っていません。

NEXCO中日本は4月9日の会見で、改修を進めているETCシステム内で、自動送信される課金に必要なデータが破損していたため障害が起きたと明かし、なぜ破損したのか、詳しい原因を調べています。

障害の影響が広がったことについて縄田社長は、広域的なシステム障害に対応するマニュアルがなかったためとし、早急にマニュアルの整備に取り組むと話しました。

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