「空飛ぶクルマ」が空を飛んだ 4月13日開幕「大阪・関西万博」でも客を乗せないデモ飛行が実現

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Niterra 日本特殊陶業 コーポレートコミュニケーション室の平野なつき室長

――どんな未来をつくってくれる装置ですか。

「例えば、遠くに住んでいるおじいちゃん、おばあちゃんにお孫さんを抱っこしてもらう、そんなこともできると思います。いまは音声と画像は残すことができますが、触った感触は保存できません。将来的に技術が保存できれば 、幼かった頃の自分に会えたり、赤ちゃんの頃のお子さんにもう一度会えたり。そんなことが実現できたらいいな、と考えています」

空飛ぶクルマのテスト飛行も!

豊田市のベンチャー企業「Sky Drive」が開発した空飛ぶクルマ

そして万博会場の西の端には、空飛ぶクルマの離着陸場があります。空飛ぶクルマを開発しているのは、豊田市のベンチャー企業「Sky Drive」。もともと、万博の期間中に空飛ぶクルマで一般客を乗せる「商用運行」を実施するために開発を進めてきました。

飛行時の音が小さいことや、小さなスペースでも離着陸可能。しかし、安全性に関する認証の取得に時間がかかったことなどから、2024年6月に乗客なしでのデモフライトへの変更を発表していました。

空飛ぶクルマのデモフライト

担当者によると、この空飛ぶクルマは、地上から約150メートルまで上昇して運行できるそうです。4月9日のデモフライトでは、5メートルから6メートルほど飛ぶことができました。

Sky Driveは空飛ぶクルマを2030年以降に自動運転化、2050年までには誰もが自由に空を飛べる時代を目指しています。

(2025年4月9日放送「5時スタ」より)

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