「ここまで急速に下落するとは」専門家仰天 株価の下げ幅は史上3番目の大きさ 今後のポイント

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アメリカのトランプ大統領の「相互関税」を受けた世界同時株安が止まりません。

記者:
「4月7日午後2時半すぎです。現在の日経平均株価は2200円程度値を下げた状態で推移しています」

7日の日経平均株価は先週末の終値から一時3000円近く下落し、節目の3万1000円を割り込みました。取引時間中として、1年半ぶりの安値水準です。

日経平均は3万1000円割り込み、下げ幅は史上3番目の大きさ

中国の報復措置により貿易摩擦による景気後退を懸念

アメリカのトランプ政権が打ち出した相互関税に対して中国が報復措置を発表したことで、貿易摩擦が激化し、世界的に景気が後退するという懸念が強まりました。終値は先週末と比べて2644円安い、3万1136円でした。下げ幅は史上3番目の大きさとなりました。日経平均株価の大幅下落について専門家は…

みずほリサーチ&テクノロジーズ 主任エコノミスト
坂本明日香さん:
「正直ここまで急速に下落をするとは思っていなかった。4月2日に出された関税の内容が想定以上に厳しい内容だったと感じている」

トランプ大統領「時には薬を飲まなければならない」

トランプ大統領は現地時間6日、ニューヨーク株式市場での株価の下落について「時には薬を飲まなければならない」として相互関税の正当性を改めて主張しました。

みずほリサーチ&テクノロジーズ 主任エコノミスト
坂本明日香さん:
「(トランプ大統領は)現時点では足元の株式市場の調整に関してはあまり大きな問題ではないという風に考えているのかなと思う。実際の米国の雇用状況や米国内での消費動向や製造業の受注といったハードデータがどれだけ先行きマイナスの材料が出てくるかというところが大きなポイントになる」

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