「こんな扱いなんだ…」旅行会社社長が挑んだ名古屋市長選挙 訪日客の"名古屋飛ばし"「変えたい」
そして開票の結果、名古屋市長選挙は河村前市長の後継候補、広沢一郎さんが39万2519票で初当選しました。
【2024年11月24日投開票 名古屋市長選挙】
広沢一郎→39万2519票(当選)
大塚耕平→26万1425票
尾形けいこ→5万3622票
水谷のぼる→1万2492票
太田敏光→8178票
すずきけーめー→3454票
不破英紀→2973票
水谷さんは4位。1万2492票を獲得しました。声が枯れるまで訴え続けた演説やSNSを見ていた有権者からは、水谷さんを激励するコメントがいくつか寄せられました。
SNSの投稿:
<水谷さんの公約、夢があって素敵でした! ぜひまた頑張ってほしいです!>
<おつかれさまでした。ひとりでも多くの名古屋の人に、主張が理解されるといいですね!>
次は組織の一員として「なりふり構わずやっていく」
1万2000人の思いに応えないといけない。水谷さんは、2年後の愛知県知事選挙への出馬を誓いました。今度は知事選で「名古屋への巨大テーマパーク誘致」の公約を世に訴える――。と思いきや、水谷さんは「日本維新の会」の参議院議員選挙の候補者公募に応募していました。“組織の一員”として政治の世界に身を投じる道を選んだようです。
ひとりぼっちの選挙戦で「名古屋を変えたい」とひたむきに訴え続けた水谷さん。選挙には負けましたが、その思いが、泡と消えたわけではありませんでした。
水谷さん:
「私がやりたいことは愛知を東京、大阪に負けないまちにしていくこと。今回、1万2000人の方が支持してくれました。私はこの人たちに応えなければいけない。参議院であろうが、知事であろうが名古屋市長であろうが、なりふり構わずやっていくしかないんです」