絶品ラーメン食べるには“難関駐車場”の攻略が必要 知多半島で行列ができる人気店「博多らーめん しん」
愛知県半田市にある「博多らーめん しん」は、平日でも行列が出来るほど人気のラーメン店。しかし、この店のおいしいラーメンを食べるにはある“難関”をクリアしなければならないといいます。
そこで今回は「博多らーめん しん」を現地訪問。絶品ラーメンを味わう前に立ちはだかる“難関”と、それでも食べたくなるおいしさの秘密に迫ります。
細麺派も太麺派にも支持される「博多らーめん しん」
「博多らーめん しん」の一番人気はとんこつ博多ラーメン。ラーメンの命とも言うべきスープは、うまみの濃さはもちろん、とんこつのくさみのバランスに至るまで本場九州・博多を忠実に再現されています。
ほかにも厚さ3センチにも及ぶ超極厚チャーシューが豪快に盛り付けられた、二郎系「極太ラーメン」も大人気! 店主の濱口さんによると細麺も太麺も自家製麺で作っているとのこと。そのおいしさに釣られて、細麺派も太麺派もこぞって足を運んでいます。
絶品ラーメンを食べる前に立ちはだかる“難関”とは?
平日でもオープン前には行列ができるほど人気を集める「博多らーめん しん」。しかし、大人気のラーメンを食べる前には、ある一つの“難関”をクリアしなければならないといいます。
その難関とは「激セマ駐車場」への駐車。店のすぐ隣には、L字型で約30メートルの共同駐車場があり、「博多らーめん しん」を訪れる場合には奥の4台分のスペースが駐車可能。この中で一番奥の角スペースは両サイドとの距離が非常に狭くなっており、最難関となっています。
「この店に来るなら、軽自動車を使う」というお客さんがいるほど難易度が高い「博多らーめん しん」の駐車場。入口にも他店舗の駐車スペースがあるため、ギリギリの幅をバックで入り、狭いスペースでそのまま曲がらなければなりません。実際に駐車にトライしてみると、あまりの狭さに接近アラームが鳴りっぱなしです。
狭い空間を何度か切り返して入口の第一関門をなんとか突破。しかし、最奥の駐車スペースに車を停めるためにはここから最大の難関が待っています。
最奥のスペースに向かう通路の幅は約3.5メートル。車の全長は5mあるため、切り返しのスペースがほとんどありません。さらにスペースの両サイドには他の車が止まっており、その幅はわずか2.8メートルと超激セマ! 果たして無事に駐車することはできるのでしょうか?
左の車の角を数センチの隙間で通り抜け、車の後部を入れることにはなんとか成功。その後わずかの幅で何度も地道に切り返し、およそ20分かけてなんとか駐車に成功することができました。苦労して駐車した後のラーメンの味はまさに絶品の一言。
半田には、どれだけ苦労してでも食べに行きたくなるラーメン店がありました。