"なごやめしマスター"が手がける「珈琲比呂野」 みそかつにひつまぶし名古屋めし専門店を次々オープン
名古屋市昭和区の住宅街にある「珈琲家 比呂野」は、レトロな雰囲気の中でおいしいドリンクや食事が楽しめる人気の喫茶店。朝から夜まで多くのお客さんで賑わっています。
そんな「珈琲家 比呂野」には“なごやめしマスター”と呼ばれる人物がいるとの噂が。今回は現地を訪問し“なごやめしマスター”の正体に迫りました。
レトロな雰囲気の人気喫茶店「珈琲家 比呂野」
「珈琲家 比呂野」を訪れてみると、多くのお客さんが食事の最中。なごやめしマスターがいる店とあり、さぞかし名古屋めしが並んでいると思いきや、意外にもカレーやサンドイッチなどの普通のメニューばかりがテーブルに並んでいます。
“なごやめしマスター”に直撃
一見、なごやめしの店とは思えないほど、たくさんのメニューが並びますが、店のオーナーである廣野耕史さんは「自信を持ってなごやめしです」と断言。そんな彼こそ、“なごやめしマスター”なんです。
実は廣野さんは「珈琲家 比呂野」と同じ建物でとんかつ専門店の「とんかつ家 比呂野」を経営。三河ポークをサクサクジューシーに揚げたとんかつの味噌カツが人気を集めています。さらに「珈琲家 比呂野」から歩いてわずか15秒の場所には、なごやめしの代表格・ひつまぶしを楽しめる「うなぎ家 比呂野」も出店。
「うなぎ家 比呂野」隣には、きしめんと天むすのお店「きしめん家天むす 比呂野」も営業していて、わずか50メートルの間で「モーニング」「小倉トースト」「味噌カツ」「ひつまぶし」「きしめん」「天むす」を食べられる“なごやめしロード”が形成されています。
なごやめしマスターの食へのこだわりが半端ない!
「飲食店が少ない地元をおいしいグルメで活気づけたい!」との思いから、味にこだわった「専門店」を次々とオープンさせた廣野さん。それぞれの店で提供する料理にも廣野さんのこだわりがギュッと詰まっています。
例えばとんかつであれば「パン粉は1発で決める」「油の中で完成させず、余熱でちょうどよく仕上げる」。
うなぎであれば「うなぎ自身の脂を利用して焼く」、きしめんであれば「醤油を無駄に温めない」「注文が入ってからスープを作る」など。ジャンルの異なる料理であっても、すべてに全力投球でこだわり抜いています。