空港限定のお菓子のパッケージを開けると飛行機が飛び立つ 優れた商品パッケージを紹介する展示会

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優れた商品パッケージを紹介する展示会が名古屋市で始まりました。消費者に手に取ってもらうための工夫が詰まった商品パッケージの奥深さを取材しました。

石井俊大アナウンサー:
「空港限定のお菓子のパッケージです。青い空に白い雲、そして飛行機が1機。実はこれ、パッケージを開けるときに、飛行機が飛び立つように見えるという仕掛けも施されているんです」

包みを開けると、中の箱には空港が描かれています。

3月5日、名古屋市中区の国際デザインセンターで始まったのは「日本パッケージデザイン大賞」の入賞作品を紹介する展示会です。

ショートケーキの中身は防災用品

箱や瓶、包み紙など、商品の入れ物のデザインを競う大会に寄せられた1000点の中から、入賞作品、約40点が展示されています。審査のポイントは、芸術性や機能性、さらに環境問題への取り組みなど、消費者に手に取ってもらうための工夫です。

石井俊大アナウンサー:
「イチゴのショートケーキ柄のかわいらしいパッケージ。中身が実は防災ギフト、防災用品なんですね」

「自分で購入するもの」だった防災用品を「大切な人への贈り物」にすることで、防災用品の普及率を上げることが狙いです。中に入っているライトとパッケージを組み合わせると非常時にランタンとして使えます。

パーツをつけると顔になるパッケージデザイン

石井俊大アナウンサー:
「大賞を受賞したパッケージです。シンプルなデザインです。なぜこれが受賞したのか、実は、この商品には容器を絞るためのパーツがついています。これをつけることで、シンプルだったデザインが一気にかわいらしい表情になる工夫が施されています。
さらに面白いのが、中身を使っていくと表情が変わります。そろそろ中身がなくなってきたよと言ってくれているように見えませんか?」

この展示会は3月10日までです。

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