最強寒波が過ぎ去って「春」は来ているのか 名古屋の梅の名所で開花状況を徹底調査

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名古屋市天白区にある「名古屋市農業センターdelaふぁーむ」では、「しだれ梅まつり」が開催されています。しかし、2025年は開花が遅く、2月28日時点でも多くの梅がつぼみでした。

そこで会場を訪れた相澤伸郎アナウンサーが、開花した梅の花を“ざっくり”カウント。いったい何輪ほど咲いていたのでしょうか。

春は遠い? 

玉垣枝垂

相澤伸郎アナウンサー:
「700本のしだれ梅が楽しめるはずですが、いまはほとんどつぼみの状態です。普通の梅はしだれ梅よりも開花は早く、いまの時点でも咲いている梅がちらほら見えます。

ただ1本、早咲きの品種でも咲いている木がありました。『玉垣枝垂(たまがきしだれ)』という品種ですが、何輪の花をつけているのか数えてみると、ざっと20輪ほど咲いていました」

唐梅枝垂れ

玉垣枝垂のほかにも咲いている品種が。

相澤アナウンサー:
「こちらでは88輪ほど咲いている『唐梅枝垂れ(とうばいしだれ)』という品種です。玉垣枝垂れよりもかなり濃い赤色の梅です」

名古屋市農業センターdelaふぁーむで咲く梅について、北川勇太さんに話を聞きました。

――2025年はかなり開花が遅れているそうですね。

「例年より2週間ほど遅れています。去年の2月下旬は七分咲き、3月に入る頃には満開になっているような状況でしたが、今年はいまやっと咲き始めました」

――どうして遅れているのでしょうか。

「寒波が長引いたことが1番の理由になります」

――これだけ遅れるのは珍しいとのことですね。

「いままでのデータから見ても、かなり遅いほうです」

梅の香りを楽しめる

2024年の様子

――2024年の満開のときの写真を見ると、見事な風景ですね。

「ピンクと白と赤の3色のコントラストが楽しめます。約700本、12品種もあるのでとても迫力があります」

――写真を撮る方も多いですか。

「名前の通り、枝垂れているので、人が横に入ると梅に囲まれているような情景になって、人と梅で撮られる方が多いです」

――ピンクのカーテンに囲まれる感じになる、と。

「そうですね。また梅の香りはこの場所にいるからこそ味わえるものなので、咲き始めならではの香りも楽しんでもらいたいです」

――特に香りを楽しめる、おすすめの時間帯があるそうですね。

「気温が低めだと香りを感じやすいため、朝にお越しいただくと強く感じられます」

「しだれ梅祭り」は開花が遅れた影響で開催期間を延長。3月14日(金)まで開催されています。

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