SNS投稿がきっかけで友達が誘拐されそうに 小学生にSNSの安全な利用を呼びかける特別授業
SNSの安全な利用を呼びかける特別授業が2月28日、愛知県長久手市の小学校で開かれ、児童たちが注意点を学びました。
この授業は、SNSを利用する小学生が増えていることを受け、安全な使い方を知ってもらおうと愛知県警が企画しました。参加したのは市が洞小学校の6年生、約190人で、SNSが絡んだトラブルの実例をもとに未然に防ぐ方法を話し合いました。
友達の写真を本人の許可なくSNSに投稿したことで個人情報が特定され、友達が誘拐されそうになったという事例では、児童たちは住んでいる場所が分かるような写真を投稿しないなどの対策を発表していました。
参加した子どもは:
「送信ボタンを押すときに注意して、本当に送っていいのかと、1回、自分に問いかけたい」
警察庁によりますと、SNSがきっかけで犯罪の被害に遭った小学生の数は近年、増加傾向にあります。警察は、SNSを利用中に困ったことがあれば、ささいなことでも相談してほしいと呼びかけています。