2021年大卒の3年以内「離職率」は約35% 若者の職場定着に向けて中小企業はあの手この手

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若手社員の離職率の高さが課題となる中、職場への定着に向け愛知県内の中小企業の取り組みを紹介するセミナーが開かれました。採用動画の制作を若手に任せたり、評価制度を見直したりするなどの事例が報告されました。

このセミナーは若者の採用・職場定着を支援しようと、企業の経営者などを対象に愛知県が開きました。セミナーでは各企業の課題解決の取り組みが紹介されました。犬山市の機械設計業「永井技研」は、採用動画の制作を若手社員に任せることで、幹部や先輩とのコミュニケーションが活発になるなどの効果を発表しました。

永井技研 永井隆一社長:
「若い者にしかできないことが何かあるはずなので、それをうまく組み合わせるのが経営者」

また刈谷市の電気工事業「城東電機」は、人事考課の項目を見直し、社員のモチベーションが上がる評価制度に変更したことを紹介しました。

厚生労働省によりますと、2021年3月に大学を卒業し、就職後3年以内に離職した人の割合は約35%と高い水準で、特に中小企業にとっては大きな課題となっています。

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