古いバスケットボールでキーホルダー作る 名古屋D・齋藤拓実と今村佳太が「アップサイクル」イベント参加
Bリーグ・名古屋ダイヤモンドドルフィンズの齋藤拓実選手と今村佳太選手が、サーキュラーエコノミー(循環経済)を学びながらアップサイクルに挑戦しました。使い古したバスケットボールをキーホルダーにアップサイクルするワークショップに参加し、循環経済の理解を深めてファンとの交流を楽しみました。
資源を有効活用して付加価値を生み出す「サーキュラーエコノミー」
2月16日に名古屋市中区の佐鳴予備新栄校で開催されたワークショップ「サーキュラーエコノミー(循環経済)」を学ぶワークショップ「そうだったの科」には、小学生から大学生約80人が参加。資源循環の重要性を体験型プログラムで学びました。
名古屋市では、資源を有効活用しながら付加価値を生み出す「サーキュラーエコノミー(循環経済)」を推進。従来のリサイクルや3Rの考え方を一歩進め、単にゴミを減らすだけではなく、従来は捨てられていたような物を資源としてストックし、新たな価値を創出していくことを目指して様々な取り組みが行われています。
今回のイベントは、新しい考え方であるサーキュラーエコノミーの啓発を目的に、官民が連携して開催。アップサイクル体験をはじめとした循環経済や環境への取り組みを学べるさまざまな体験プログラムが用意されました。
名古屋Dの齋藤選手・今村選手 子どもたちとともにアップサイクルに挑戦
この日は、名古屋ダイヤモンドドルフィンズに所属するプロバスケットボール選手、齋藤拓実選手、今村佳太選手がワークショップに参加。チームの「気候変動プロジェクトアンバサダー」も務める2人は、使い古したバスケットボールをキーホルダーにアップサイクルするプログラムに挑戦しました。
キーホルダーの本体には、実際に試合や練習で使われたバスケットボールを裁断した素材を使用しました。これに車のシートやビニール製品を製造する過程で生じる端材を金具で組み合わせてキーホルダーに仕立てます。
リングを取り付ける部分には専用の工具で文字を刻印。齋藤選手は「D&S」、今村選手は「NDD」と刻んで、世界でひとつだけのオリジナルバスケットボールキーホルダーが出来上がりました。