銃と盾で応戦 名古屋港にテロリストがやってきたと想定した訓練 制圧するまでの流れを確認
テロリストを乗せた船が名古屋港にやってきたことを想定して訓練が行われました。この訓練は、大阪・関西万博の開幕を前にテロリストの入国を防ごうと名古屋海上保安部や警察など5つの機関が参加しました。テロリスト役の男が発砲すると、警察官らは銃と盾で応戦し、制圧しました。
地上での訓練では、テロリスト役の男が入国審査を受けている想定で行われました。X線検査で手荷物から拳銃のようなものが発見されると、男は刃物を振り回して暴れ始めました。参加者らはテロリスト役を取り押さえるなど、一連の流れを確認していました。
名古屋海上保安部 阿武寛人さん:
「2026年度はアジア競技大会がある。クルーズ船を含めて外国人が多く日本に来る。(関係機関の)連携が深められたことは非常に有意義だった」