「謎解き×地域活性」商店街衰退の救世主となるのか 名古屋・内田橋商店街の空き店舗 でAR脱出ゲーム
名古屋市南区にある内田橋商店街の空き店舗で、拡張現実(AR)を使った脱出ゲームのイベントが開催されています。なぜ商店街でAR脱出ゲームなのか、同イベントをプロデュースしたFUN SPIRITS株式会社(ファンスピリッツ)の日景太郎代表に話を聞きながら、新感覚脱出ゲームに平賀吏桜アナウンサーが挑戦しました。
――どのようにARを 使っていくのでしょうか?
「リバースシステムを使い、起動していただくとAR を使って空き家の30年前の記憶を呼び起こすことができます」
チュートリアルがあるとのことで、壁に掲示された“夜”と時計が描かれた紙にタブレットをかざすと、画面に人型のクッキーが登場しました。
――このように、仮想現実と組み合わせていくのですね。どうして脱出ゲームをこの場所でやることになったんですか。
「今回、名古屋市が主催となって未来の商店街を考えていくコンテストがありました。我々FUN SPIRITSは謎解きで全国の町おこしを仕掛ける。そういった『KAGENAZO』というクリエイティブチームのもと、今回共同プロデュースをさせていただきました」
――この脱出ゲームは、どういったストーリーになっていますか。
「今回は『継ぎはぎの記憶 リバースデイ』というタイトルで、当時呉服屋さんだった場所に30年前から見つかっていない“手紙”を見つけ出していくストーリーになっています」
日景さんの説明を聞いている途中にシャッターが閉められてしまいました。
日景さん:
「なぜかこちらの緊急プログラムが発動してしまいまして、いまから脱出しなくてはいけなくなります」
平賀アナウンサー:
「これからスタートなんですね。どうしたらいいですか?」
部屋の中をキョロキョロと見回す平賀アナウンサーに「もしかしたら、娘が残した記憶や手がかりがここにあるかもしれない、このパズルとか…」と特別にヒントを教えてもらいました。
今回は平賀アナウンサーが制限時間1分30秒で1つ目の謎に挑戦します。なんとかパズルを完成させるのですが「何か順番が違う…」と日景さんからのアドバイスが。すかさず「ARをどこかに使うのかも?」とウロウロしているところでタイムアップ!
平賀アナウンサー:
「なかなか難しいですね。私は残念ながら解決できませんでしたが、ストーリーの世界観に入り込んでしまいました」
AR×体験型空き家脱出ゲームは2月23日(日)まで、名古屋市南区にある内田橋商店街で開催されています。ぜひ新感覚の空き家脱出ゲームを体感してみてください。