名古屋市が下水管を緊急点検 耐用年数50年超の下水管が4分の1も 下水管の調査を鋭意進める方針
埼玉県八潮市での道路陥没を受け、名古屋市上下水道局は下水管の自主点検を始めました。調査するのは埋設物を避けるように設置されたコの字型の管や、下水処理場につながる太い管など46か所の下水管です。
昭和区で行われた調査では、2人の作業員が深さ3メートルほどのマンホールに入り、管が腐食していないかや壊れていないかなどを確認しました。
名古屋市上下水道局南部管路センター 春田大喜 担当センター長:
「12日に点検したところについては異常はなかった。標準耐用年数と言われている50年を経過した管は、名古屋市では全体の中の4分の1ほど抱えている。管内調査を鋭意進めていきたいと考えている」
今回の自主点検は2月末までに完了する予定です。