トランプ大統領をまねて「メイク・アイチ・グレート予算」 国際スポーツ大会の整備費用に約336億円計上
愛知県は2月10日、一般会計の総額を2兆9413億円とする2025年度の予算案を発表しました。県が発表した2025年度の予算案は、一般会計の総額が2024年度に比べ5.2%増の2兆9413億円でした。これは2023年度に次いで過去2番目の規模です。
増額の主な要因は、団塊の世代が全員、後期高齢者になったことによる医療・介護費の増加や、賃上げの影響による人件費の増加などです。
また予算案には、2026年開催されるアジア・アジアパラ競技大会の整備・運営費などとして336億9000万円あまりが盛り込まれたほか、2024年開業したスタートアップ支援施設「ステーションAi」の運営費など、スタートアップ支援の関連事業として19億6200万円余りが計上されています。
大村知事は今回の予算を、アメリカのトランプ大統領をまねて「メイク・アイチ・グレート予算」と命名しました。
愛知県 大村秀章知事:
「日本の未来をつくるビッグプロジェクトをさらに大きく前進させ、愛知を勢い盛んに成長・発展させていく」
この予算案は2月17日から始まる2月議会で審議されます。