「時間を稼いでもらうことが重要」区役所で刃物を持った不審者への対応訓練 さすまた・護身術で時間稼ぎ
刃物を持った不審者に対応する訓練が、名古屋市緑区役所で行われました。訓練は区役所の窓口を訪れた男が職員とのやりとりで激高し、隠し持っていた刃物で腕を切りつけるという想定で行われました。
不審者役:
「区長を呼べ!」
別の職員が「さすまた」を使って男をけん制する間に、通報で駆け付けた警察官が男を取り押さえるまでの流れを確認しました。
2024年7月、愛知県・高浜市役所で男が刃物を振り回すなどして職員が負傷した事件を受けて行われ、参加者はさすまたの使い方や護身術も学んでいました。
緑警察署生活安全課 梅本唯史課長代理:
「(通報から到着まで)平均的に8分間は時間がかかるので、その時間を稼いでもらうことが重要」