愛知県“警報級の大雪”の恐れ 名神や新名神など広い範囲で通行止めも 不要不急の外出控えるよう呼びかけ

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今季一番の寒波の影響で、2月7日夜から8日にかけて、愛知県内では大雪となる恐れがあり、気象台などが警戒を呼びかけています。

名古屋地方気象台 吉村香 気象防災情報調整官:
「警報級の大雪となる可能性もある。最新の気象情報や交通情報などに留意して行動するようお願いします」

強い冬型の気圧配置となる影響で、7日夜から8日にかけて大雪の恐れがあるとして、名古屋地方気象台や中部地方整備局などが会見を開き、警戒を呼びかけました。

中部地方整備局は、不要不急の外出を控えるよう呼びかけた

愛知県内では平野部でも積雪が予想されることから、中部地方整備局の担当者は予定を見直すなど、不要不急の外出を控えるよう呼びかけました。また大雪による立往生を防ぐために、7日午後9時ごろから名神高速道路や新名神高速道路を中心に広い範囲で通行止めを行う予定です。

気象予報士の上野高明さんによると、あすの午後には普段は雪の少ない知多半島、渥美半島の沿岸部も雪が降る可能性があるといいます。

きょう7日午後7時の雨雲予報

気象レーダーを見ると、きょう7日の昼過ぎ11時50分の段階で愛知県の一部に雪雲が流れ込み始めていました。西のほうにはまとまった雪雲が迫ってきています。このあと、この雪雲が愛知県に流れ込んでくる予報です。

きょう午後9時の雨雲予報

このあと午後7時から9時まで、岐阜県だけでなく愛知県や三重県にも雪雲が流れ込んでくる可能性があります。さらに、気温が低くなる時間なので、少しの雪でも、今夜は積雪するかもしれません。

8日午前7時の雨雪予報

午後11時以降も降ったり止んだりを繰り返しながら、風向きが北西風に。その影響で、徐々に日本海から北西の雪の帯が予想されます。普段は雪の少ない知多半島や渥美半島方面でも、雪が降る可能性も。あす8日土曜日、午前7時の段階では名古屋に雪予報はありませんが、少しでも雪雲がずれると名古屋も積雪となる恐れがあります。

8日午後2時の雨雪予報

こうした状況はあす8日の午後にかけても続きそうです。午後になると知多半島、渥美半島の沿岸部が雪の中心になります。あすの朝起きた際に、路面の状態や最新の気象情報を確認するようにしてください。

24時間の予想降雪量

24時間 予想降雪量

24時間の予想降雪量は、岐阜県と北陸の県境が最も多いのですが、関ヶ原方面でも雪が増えてくるかもしれません。また、普段は雪の降らないエリアでも積雪のおそれがあります。新幹線など、交通の乱れに注意してください。

【予想降雪量】あす8日夕方まで・多いところで
●愛知
山地→10センチ
平地→7センチ

●岐阜
山地→80センチ
平地→40センチ

●三重
25センチ

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