卵の仕入れ価格が15円値上がり 鳥インフルの影響で愛知県産が関東へ 親鳥不足で品薄が続く見込み
鳥インフルエンザの感染拡大の影響が続き、卵の価格が高止まりしています。農林水産省によると、今シーズンの鳥インフルエンザは10月17日に国内1例目が確認されて以来、2月1日午後4時時点で14道県51事例が発生。約934万羽が殺処分の対象となっています。
今後の卵の価格について、名古屋市中区の大須商店街にある「生鮮食品館 サノヤ」の百武勇希さんに話を聞きました。
●卵 M1パック
店頭価格279円(仕入れ価格 前週比+20円)
【卵(M1パック)の仕入れ値・店頭価格の推移】
1月9日→214円
1月23日→247円
1月29日→258円
2月6日→279円
サノヤ 百武勇希さん:
「1月31日に愛知県半田市でも鳥インフルエンザが確認され、千葉県ではこの1週間で3件発生しました。そのため愛知県も含めたほかの地方の卵が、関東地方に持っていかれている状況です。
さらに親鳥が少なくなってしまって、ひな鳥を育てている状況です。ひな鳥が大きくなるまではL・Mサイズの卵が少なくなるので、今後も価格は上昇傾向だと思います」
(2025年2月6日放送「5時スタ」より)