「お客様のために在庫を多く」機械工具約100万点の在庫を保管できる物流センター完成 愛知・北名古屋市
機械工具の在庫を大量に保管できる物流センターが、愛知県北名古屋市に完成しました。東海地方の生産現場などに、より早く機械工具が届くようになります。
北名古屋市に完成したのは、全国の工場で使われる機械工具などの資材の卸売を行う「トラスコ中山」の物流センター「プラネット愛知」です。この物流センターは4階建てで、東京ドーム約2個分の広さに、100万点ほどの商品が保管される予定で、トラスコ中山の全国29ある拠点のうち、最大となります。
トラスコ中山 中山哲也社長:
「在庫は少なくというのが世の教えなんですが、私は在庫大好き人間なので、とにかく客のために在庫を多く置こうということで、今回こちらのセンターでは在庫アイテム100万アイテムを格納しようと計画で立てた物流センターでございます」
このセンターでは、商品を無駄なく収納し効率的に出荷するため、自動化された倉庫のほか、高速仕分け機や立体的に動くロボットなど、最先端の自動化された物流設備を導入する予定です。これらの導入で、すぐに商品が欲しい生産現場により早く商品を届けることができます。
中山社長:
「この業界の商売で言いますと、3拍子揃ってまして『すぐ持ってこい』『早く持ってこい』『ほら持ってこい』ということで納期を急がれる客が多いので、全国各地に即納で応えられるような物流体制を構築しようと、その一環での建設となります」
今後、設備や在庫の搬入などを行い、2026年7月に出荷を始める予定です。