【中日】井上ドラゴンズの開幕投手へ意欲 高橋宏斗投手が順調な調整 注目は「足の高さ」 沖縄キャンプ

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2月1日、中日ドラゴンズの沖縄キャンプが始動しました。チームの浮上に欠かせない若きエース、高橋宏斗投手を取材。自身初となる開幕投手へ、順調に調整を進めています。

高橋宏斗投手:
「始まっちゃいますね、キャンプが。楽しみですね。過去5年の中で1番いいキャンプイン。体の状態もそうだし、投げている球もいいので自信を持って開幕に合わせる準備をしてもいいと思っている」

自身初の開幕投手へ。その思いを口にした中京大中京高校出身・高橋宏斗投手。高橋投手は2024のシーズンチームトップの12勝を挙げ最優秀防御率のタイトルも獲得。3年連続最下位に終わったチームの勝ち頭として活躍しました。

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井上監督も見守る

そんな高橋投手、実は2024年、苦い経験も。

2024年のキャンプでは足をほとんど上げない、改造した投球フォームを披露。しかし制球が定まらず2軍降格となり1軍合流は開幕から1か月後と大きく出遅れました。

石井俊大アナウンサー:
「キャンプ初日から高橋投手ブルペン入りです。井上監督も見守っています」

キャンプ序盤から手ごたえ感じる高橋投手

2024年キャンプ時とのフォーム比較

2024年のキャンプ時と比べると、足の高さが違います。一方、12勝を挙げた2024シーズンのフォームと比べるとほとんど変わっていません。これについて高橋投手は…

高橋宏斗投手:
「手ごたえのあるブルペンだった。投げている見た目は変わらないかもしれないけど、自分の中の考えはいろいろ変えながらやっている」

結果を残した昨シーズンのフォームをベースにさらなる進化を目指して調整を続けています。この日の最速は152キロ。キャンプ初日の仕上がりを井上監督は「いいボールを投げている」と高く評価。ただ、高橋投手が目指す開幕投手については「今の段階では言わない」と引き続き見極める考えです。

ファンのサインペンを持ち帰ってしまった高橋投手

高橋投手の手にはファンの女の子のサインペンが! 

石井俊大アナウンサー:
「(高橋宏斗投手が)出てきましたね。ファンから歓声が上がっています」

練習終わりには即席のサイン会。ところがその時…

ファン:
「俺のペン、俺のペン!」

高橋投手はファンから借りていたサインペンをそのまま持って行ってしまったのです。

石井俊大アナウンサー:
「どうして泣いてるのかな? 大丈夫?」

愛知県から来た女の子:
「ママのペンなくなっちゃった。ペンかえしてー」

女の子の父親:
「いい思い出ですね」

サインペンは球団を通じてその後、無事戻ってきました。

女の子:
「ペンかえってきたよ。高橋投手がんばってね」

自身初の開幕投手へ高橋投手の活躍に期待が高まります。

※高橋宏斗投手の「高」は、はしこだか

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