ひな人形のピラミッド「ひなミッド」登場 瀬戸の街を巡りながら、さまざまな「ひな人形」に出合う
愛知県瀬戸市の街を巡りながら、さまざまな雛人形に出合うことができる「陶のまち瀬戸のお雛めぐり」が2月1日、瀬戸市中心部で始まりました。
メイン会場となる「瀬戸蔵」には、高さ4メートル、幅4.4メートルのピラミッド型のひな壇「ひなミッド」がお目見え。ぼんぼりを見てみると、ハート型になっています。やきものの街にちなんで、陶器や磁器、ガラスでできたお雛さまを展示。その数なんと800体です。
瀬戸市まるっとミュージアム・観光協会の事務局員である村下寿梨さんに話を聞きました。
ひな壇の頂上には招き猫が
――2025年の今年はどんな特徴がありますか。
瀬戸市まるっとミュージアム・観光協会 村下寿梨さん:
「今年はトップのお雛さまがとてもかわいらしい猫のお雛さまになっています。瀬戸は招き猫を長年作ってきた街です。とてもかわいらしい、福を呼び寄せそうな猫ちゃんがトップに飾られています」
――見ているだけでも、今年何か福が舞い込んできそうな気持ちになりますね。
――ほかにも、ヘビ年にちなんだお雛さまもありますね。とても珍しいです。こうしたお雛さまを見ることだけでなく、体験もできるそうですね。
「そうなんです。瀬戸のお雛めぐりは瀬戸焼きのお雛さま作り体験や、着物での街めぐり、37店舗での期間限定のランチ&スイーツも楽しめます」
ひなミッドを眺めたあとは、瀬戸蔵カフェ「花ごよみ」でほっとひと息つくのもおすすめ。人気メニューは期間限定の「彩りちらし(栗ぜんざい付)」で、縁起の良いシイタケやレンコン、錦糸卵に加え、彩り豊かな海鮮をちりばめたちらし寿司です。
さらに栗ぜんざいも外せない逸品。小豆は古くから邪気を払うといわれてきた食べ物で、女の子の健やかな成長を願う桃の節句にぴったりなメニューです。ほかにも、毎年違う絵柄の箸置きの配布も行っています。
この「第24回 陶のまち瀬戸のお雛めぐり」は2月1日(土)から3月9日(日)まで、瀬戸蔵ほか瀬戸市内各所で開催されています。ぜひ足を運んでみてください。