暴力団員が住むことを隠し集合住宅の賃貸借契約を結んだ疑い 暴力団組長ら3人を逮捕
暴力団員が住むことを隠し集合住宅の賃貸借契約を結んだ疑いで、暴力団の組長らが警察に逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、特定抗争指定暴力団六代目山口組の傘下組織の組長、西村裕之容疑者(59)と組員の斎藤雅之容疑者(52)です。
警察によりますと、2023年1月、2人は暴力団員である西村容疑者が住むことを隠し、東京都中央区の集合住宅1室の賃貸借契約を結んだ疑いが持たれています。警察によりますと、集合住宅の賃貸借契約は当時、暴力団の組員ではなかった斎藤容疑者が結んだとみられています。
また、この集合住宅の賃貸契約の前に斎藤容疑者の名義で仮申し込みを行ったとして、東京都港区に住む職業不詳、和田修司容疑者(45)も逮捕されました。
警察は3人の認否を明らかにしていません。