1個100円以上高値続く「ミカン」高値は2024年の「猛暑」が影響か いちごは出荷量増え値下がり
名古屋市中区の大須商店街にある「生鮮食品館 サノヤ」の永田善夫さんに、果物の価格について話を聞きました。
●イチゴ・紅ほっぺ 1パック 約250グラム
店頭価格756円(仕入れ価格 前週比-50円)
愛知県産の紅ほっぺは年末に需要が高まり、店頭価格が1079円まで価格が上がっていましたが、年明けには仕入れ値が300円下がりました。
サノヤ 永田善夫さん:
「先週までは価格が上がっていました。燃料費が高騰していたので、農家さんの多くが暖房を使わずに育てていたんです。そのため出荷量は少なく、価格が上がっていました。しかし最近は暖かい日があったので、出荷量が増えてきました」
――この先の出荷量はいかがですか。
サノヤ 永田さん:
「この先も出荷量が少しずつ増えて、値下がりしそうです」
●ミカン 1袋6個程度
店頭価格647円(仕入れ価格 前週比+20円)
静岡県産のミカンは年始から中生(なかて)に切り替わりましたが、出荷量が少ない状況は変わらず、例年よりも2割程度高い価格となっています。
サノヤ 永田さん:
「ミカンも夏の暑さの影響で、出荷量が少ない状態が続いていますね。今後も高値が続く見込みです」
(2025年1月28日放送「5時スタ」より)