能登半島地震の被災地・七尾市でボランティア 高校生が被災地で学んだこと
能登半島地震の被災地石川県七尾市でボランティア活動をした名古屋の高校生が1月26日、現地で学んだ教訓を地域の防災訓練で報告しました。
七尾市でボランティア活動をしたのは名古屋市北区にある名古屋市立北高校の生徒14人です。生徒らは去年8月、七尾市に行き、被災した住宅から家財道具を運び出すボランティア活動などに参加しました。
活動を通して高校生らが学んだことがありました。
七尾市でボランティア活動をした生徒:
「作業することだけがボランティアじゃない。例えば現地の人とコミュニケーションをとることや、生き生きとした笑顔を見せることでも、被災者のパワーになることがたくさんあると聞き、心が揺さぶられました」
北高校の体育館ではこの日、近隣住民が避難所運営訓練に参加し、防災用品の保管場所や使い方、そのほか毛布と竹竿を使った即席の担架の作り方などを確認しました。