燃料費の高騰でイチゴ農家は苦悩 政府による石油元売り各社への補助金縮小の影響が顕在化

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政府による石油元売り各社に対する補助金が縮小し、燃料費が高騰している問題で、愛知県内のイチゴ農家も頭を悩ませています。長久手市のイチゴ農家を取材しました。

燃料費が5年で7万円アップ

すまいるベリーズ長久手は人気のイチゴ狩りスポット。1月からイチゴ狩りが始まりましたが、すでに直近1ヶ月の週末の予約はほぼいっぱいになってしまうほどの人気ぶりです。しかし、そのイチゴ狩りに暗い影を落としているのが燃料費の高騰です。

すまいるベリーズ長久手では1ヶ月あたりの燃料費が5年前は約20万円でしたが、今年に入って約27万円とかなり値上がりしてしまいました。

すまいるベリーズ長久手 柴田竜伺 代表

すまいるベリーズ長久手の代表、柴田竜伺さんに話を聞きました。

ーーーここまで燃料費が上がってしまうと、かなり厳しい状況ですね。
「今年に入っても燃料の値段が日に日に上がっている状況が続いています」


ーーーイチゴの生育に燃料費というのは必要なものなのでしょうか。
「イチゴ栽培には温度管理が欠かせません。そのため、燃料費は必要な経費になります」


ーーーイチゴ狩りの値段も上げざるを得ない状況になるのではないでしょうか。
「現状だと上げないと厳しいのですが、今シーズンは頑張って同じ値段でやっていこうかなと思っています」

イチゴ栽培には温度管理が欠かせない

すまいるベリーズというお店の名前の通り「皆さんに笑顔になってもらう」ために、苦しい状況ながら価格を据え置いているというすまいるベリーズ長久手。価格を抑えめにしている分、今シーズンもたくさんの方に来ていただきたいということです。

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